読書:ふたりのロッテ。 [☆BOOKS☆]
どこにも出かけない休みの日、何もすることがないと仕方ない(^^;)ので。
あ!!どうでもいいけど、ニンテンドーDSで一つのソフトで100冊読めるってのが
出ましたネ!あれは、本棚に本が増えないからいいなぁと思ってみてたのですが、
全部読めない人用にあらすじだけ読むってのもあるなんて・・・「ズルイ!!」
そう思ったのは私だけでしょうか?ーー;
さて、ケストナー原作の「ふたりのロッテ」
映画化とか舞台化とかされたらしいので、原作知らなくても大筋知ってみえる方が
多いかな。小学生当時、これと、「飛ぶ教室」「エーミールと探偵たち」を
ケストナーつながりで続けて読みました。(↑DVDのカテゴリーで以前ちょっと書きました)
で、やっぱり、女の子なので^^;女の子主人公のこの作品が気に入ったわけで。
・・・実は、私も双子のかたわれなのですが、あいにく相方は男ーー;
全くつまらない子供時代。「ふたりのロッテ」を読んで、
なんで、私も女の子同士じゃないの~!?と怒ったもんです。
ロッテとルイーゼのように楽しくおしゃべりして遊んで、助け合って、
入れ替わったりしてみたかった!^^;
離婚した両親を再びくっつけようとけなげに奮闘する二人。
その二人と接していくうちに考えを改める母と父。
複雑な現代では、ありえない展開かもしれないけど、
頑張るロッテとルイーゼが、微笑ましくって羨ましくなるのです。
・・・私も学校へは一日おきに行ってみたかった!
もちろん、他の日はもう一人の自分にまかせてネ^^
読書:ハイジ。 [☆BOOKS☆]
・・・探したのですが、やはり絶版でした、私の持ってる本、(当然?^^;)
「アルプスの少女」 ハイジというタイトルではありませんーー;
なんと、6歳の誕生日かクリスマスのどちらかで、親からプレゼントされました。
多分冒頭についてた挿絵が綺麗だったので、絵本より安くて
読みがいがありそうだったので・・・という理由で親が選んだのでしょう^^;
ええ、ええ、確かに読みがいがありましたよ、まだ6歳の少女にとっては!
未就学児童に漢字入り(ルビは入ってましたが)の分厚い本とは、
今思えば、無謀な親だと思います^^;
(一応、当時の私は相当喜んだらしく、「みどりようちえん かなりあぐみ」と
なまえをしっかり書き込んでおりました。はい、この本、ボロボロですが今も
大切にとってあります!)
ついている栞の使い方が判らず、一日1,2ページしか読めず、赤ペンであちこち
線を引きまくってありますが、多分、頑張って読破したと思われます。
何故、読破したと判るかというと、後に、TVで「ハイジ」が放映された時のコト。
物語を知ってた私は、次はこうなると、鼻高々と家族に説明してましたから^^;
(迷惑な娘だったはず・・・)
更に、後半の展開が、本と違い、弟にうそつき呼ばわりされたコトも覚えてますーー;
何年か後、後半の展開が原作と違うのは、アニメの製作者が意図的にしたコトと
知り、私の「うそ」は「うそ」じゃないと理解してもらいました。
そう、その、私をうそつきにした展開。
皆さんは、知ってますか?ちゃんと原作読んでくれてますか?
ペーターのコトです。
アニメでは、とにかく素朴で恥ずかしがりやさんで、いい子ですが。
原作は違うんですよ!私が最初に知ったペーターは、こんなにいい子じゃありません。
実は面倒くさがりで、勉強嫌いで(これはアニメも同じ^^;)、自己中なのです。
ハイジの影響で、いい子になりつつあったけど、クララの出現で、元のもくあみ。
アニメの製作者は「当時の子供には嫉妬心は理解されない」という理由で
ペーターの性格を変えたと言ってました。
・・・本を読んでた私は、「人間はそういうコトもする」と知る機会になったのに。
というか、あの下りがあるから、人との接し方とか勉強になると思うんですけど・・・。
「アルプスの少女」は、自分の嫌なトコロを見つめ直せる作品だと思います。
そして、原作と原作の名を借りた別もの、それぞれを許容出来る心を鍛えた最初の作品。
これのおかげで、今があります。
(「地球へ・・・」とか「ハリポタ」とか許容出来てるはず・・・^^;)
秋の夜長に:読書。やかまし村☆ [☆BOOKS☆]
私にとって、これから大嫌いな寒い寒い冬が来ますT0T
・・・で、その前に。読書の秋ですネv
私は、小学生の頃は、本の虫でした^^;
(マンガ「キャンディ×2」と出会ってから、人生大きく狂いましたーー;)
そのせいか、学生時代は、勉強全くしなくても「国語」の教科だけは
高得点好成績でいられました・・・ーー;
って、話は置いといて、私のお気に入りの本のお話^^;
探したら、今は文庫本タイプなのですね~ーー;私はハードカバーを持ってますが。
裏表紙に描かれてる挿絵の3軒のやかまし村にとても憧れました。
「あんなおうちに住みたい!!」
物語は、スウェーデンの田舎に住む少女の日常が日記のように
描かれてるお話です。時代は多分半世紀前^^;
のんびりゆったり毎日が過ぎて行くところが大好きですv
こんな村に住みたい!とか、こんな友達に囲まれたい!とか、
こんな遊びもしてみたい!とか、もおおおう想像力フル回転でした。
小学生低学年向きの内容なので、大人ならあっという間に読めます。
・・・小学3年生の時、図書館で見つけてから、毎週同じ本を
借り続け、多分半年はうちにキープしてました^^;
(「長くつしたのピッピと同じ人の本だ~!」って思い手に取ったのが始まり)
それから、また、違う本を借りる時、これがあれば、また一緒に借りて、
小学生時代は独占してました。
大人になって、本屋で見つけた時「これが自分のお金で買える歳になったんだ~」
と、感慨深いモノがありました。
この本は挿絵がとても素敵なのですv
スウェーデンの田舎でのカントリーライフが、満喫出来る一品だと思います^^
(あ、この本が映画化されてDVDになったのは、以前ブログでも載せましたっけ)
私が一番好きなシーンは、猛吹雪の日、学校帰りで泣き出したリーサ達を
励ますラッセのシーン。いつもイタズラばかりのやんちゃな兄貴が
こんな時こそ頼りになるってとこがいいのです。「いいな~お兄ちゃんって」☆